梅雨明けした途端、暑い日が続いている関東。
総務省消防庁によると、先週1週間(7月22日〜28日)の熱中症患者は全国で5664人(速報値)。前の週(15日〜21日)と比較すると、約3倍に増加したそうです。
子供も急な気温の変化で体調を崩してます
そこで、子どもの熱中症の主な症状と対策についてまとめます。
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熱中症の主な症状
大量の汗をかくことで、体の水分と塩分が失われ体温調節がうまくできなくなってしまう熱中症。子供は、大人と比べて暑さに弱く、熱中症になりやすいそうです。
身長が低いから地面の照り返しでさらに暑いみたい
大人以上に暑いってこと、分かっていてあげないとね
主な症状
- 頭痛
- 腹痛、下痢
- 嘔吐、吐き気
- 熱が出る、寒気を訴える
- 元気がない
- フラフラしている
- 鼻血
- 手足のしびれ
- 痙攣
- 意識を失う
子供は語彙力がないこともあり、具合が悪いことを訴えるのがうまくないので、近くにいる大人が注意することが大切です。
こまめに水を飲ませるように気をつけよう
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熱中症になった時の対策
熱中症になった時は、脇の下や首などに保冷剤などの冷たいものを当てて、体温を下げてあげるといいそうです。
応急処置
- 太い血管がある首や脇の下を冷やす
- 冷たい濡れタオルで身体を拭く
- 風を当てる
- 涼しい場所で休ませる
意識障害がある場合や痙攣の症状が出た時は救急車を呼びましょう。体温が40度以上になった時、汗が出なくなた時も救急車を呼ぶ目安になります。
命に関わるので、意識障害がある時は迷わず救急車を
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熱中症にならないために予防しよう
【予防1】子供が「喉乾いた」という時にはかなり水分が失われている状態。喉が乾く前に水分と塩分を飲ませるようにしよう。
高温・運動時の水分補給の目安量は、9歳〜12歳で20分毎に100〜250ml。飲み物は電解質などが含まれたイオン飲料が好ましいようです。
外遊びの日は、OS1やアクエリアスを持って行こう!
【予防2】天気や気温にあった服装を心がける。帽子をかぶり、暑い日には通気性のいい服を選びましょう。
【予防3】こまめに休憩をとる。日陰や室内、クーラーのかかった涼しい場所で適度に休憩しましょう。
【予防4】クーラーの使いすぎにも気をつけよう。常にクーラーの効いた涼しい部屋で過ごしていると、汗をかきずらくなり暑さに弱くなるそうです。
適度な外遊びも大切!
子供の熱中症に気をつけて、暑い夏も元気に楽しく過ごしたいですね!
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