自粛中に我が家は保護猫の里親になりました。
里親になるまでのあれこれをまとめます。
これから保護猫ちゃんを家族に迎える方の参考に。
はじめての譲渡会は1年前の6月に訪問
実は、里親に興味を持ち始めたのは1年前。
去年の手帳を見返したらちょうど一年前にはじめて譲渡会に足を運んでいました。
最初は譲渡のシステムが分からなかったので、どんなものか行ってみました。
譲渡会の情報は、ネットで検索したらすぐに見つかりました。
「ネコジルシ」などネットの里親募集サイトにもいくつか登録しましたが、今まで猫を飼った経験がなかったため、ボランティアさんがやっている譲渡会の方が安心だろうと思い、まずは譲渡会に行くことにしました。
ボランティアさんと直接やりとりできた方が、猫さんの育て方などの基本的なことも教えてもらえると思いました
譲渡会は激混み 6月は子猫の保護猫ちゃんが多い?!
家から車で5分ほどの場所で譲渡会が開催されていたので、家族で訪問。
来ていたネコさんは子猫ばかり。10以上のゲージに兄弟ごと別々に入れられていました。
すっごく混んでいましたが、ゲージ越しに少しだけ子猫と遊びました。
春ごろから子猫が生まれ始めるらしいので、初夏は子猫の保護猫が多いようです。
里親になるための条件とは?
始めての譲渡会では猫とのお見合いや面談をせず、譲渡の条件などを確認して帰りました。
うちにいる子猫さんたちの保護主さんが提示している条件は下記です。
応募条件
1.終生愛情をもって飼育すること
2.完全室内飼い必須
3.ペット飼育可物件であること
4.脱走防止&名札の装着を徹底できること
5.猫を迎える事に家族全員の同意があること
6.譲渡後の定期報告ができること
7.ご家族に猫アレルギーの方がいないこと
8.単身者と高齢者のご応募は保証人(非常時に飼育対応をしてくれる人)が居ること
9.ワクチン接種と傷病時の適切な治療ができること
10.万が一 猫が脱走した場合は適切な対応ができること
11.医療費と譲渡時の交通費を負担して頂けること
12.ペットを飼育できる十分な収入と時間があること
13.身分証明を提示できること
14.自宅への訪問が可能であること
15.譲渡誓約書の内容を十分理解し、譲渡後も誓約内容を継続的に守って頂けること
16.譲渡が決定した場合、譲受者一部負担金にご協力頂けること
※譲渡の際の交通費を別途請求させていただきます。
※未婚カップル 学生の応募はご遠慮していただいております。
譲渡会でご年配の方が相談をしていましたが、「子猫はあと20年も生きます。20年、責任を持って飼える方にしか譲渡できません」と、ボランティアさんが話をしていました。
きっぱり断るのも猫のことを思ってだね
この様子を見ていて、「私に20年間猫を飼う覚悟があるだろうか、、、」と帰ってもう一度考え直すことにしました。
猫を飼うまでに調べたこと色々
私は、譲渡会から里親になるまで1年間かかりました。
まず、我が家は旅行好きなのが一番ネックでした。猫を飼ったら旅行に行けません。
実家では犬を飼っていましたが、旅行や帰省の時には動物病院に預けたり、旅先に連れて行っていました。
譲渡までに考えていたこと、調べたこと
- 最低でも1年間は旅行を我慢できるか
- 近隣に動物病院があるか
- 親に留守中の猫の面倒を頼めるか
- 近隣にペットシッターサービスはあるか
- 1年間猫にかかる費用はいくらか
- 猫が暮らしやすい環境は
子供が生まれる前の心境に似てた気がする
保護主さんに送ったメール
色々調べ尽くして、心が決まってから保護主さんであるボランティアにメールを送りました。
コロナの影響で譲渡会が中止になっていたので、直接連絡をとりました。
メールで伝えたこと
- 家族構成
- 家が持ち家であること
- 猫を飼った経験がないこと
- 基本的には在宅勤務であること
- 共働きだということ
- 子猫を2匹飼いたいということ
子猫の場合は2匹(兄弟)まとめて保護して欲しいという話は、譲渡会で聞いていたのでその旨も書いてメールを送りました。
そのあと、すぐに子猫2匹の里親を募集していると返事をもらい、離乳が完了したら譲渡することが仮で決まりました。
はじめての対面
仮予約の状態で、一度お見合いをしました。
譲渡会が開けない状態だったため、保護主さんが直接我が家に子猫を連れて来てくれました。
この時に、家族の了承が得られているか、家の状態、連絡内容に偽りがないか、などを確認していたのかもしれません。
夫が休みの日に来てもらい、家族全員でお出迎えしました!
はじめてうちに来た時の猫さんたち▼▼
あ〜かわい〜
風邪で少し目がグジュグジュしていました。でも怯えることもなく、家の中を探索する勇敢な猫さん。
この日は、お見合いだけで一旦お帰りになりましたが、この後1週間後くらいに里親になりました。
お見合いの時に確認されたのは「長期の旅行に行く機会があるか?」ということ。
正直に「旅行好き」という話はしましたが、1年間は旅行に行かないつもりであること、両親が近隣に住んでいて餌やりやトイレの面倒について了承を得ていること、近隣のペットホテルやペットシッターについて調べてあることを話すと、安心してくれました。
譲渡までに準備したこと
お見合いで譲渡が決定し、実際に飼い始める前にした準備について。
購入したもの
- 2段ゲージ(アイリスオーヤマのキャットゲージミニ)
- トイレ(百均、ゲージに入るサイズのもの)、猫砂
- キャットフード(子猫用ウエット&カリカリ)
- ペットシート
- 水入れ、餌入れ(百均)
- ベッド
- フローリングマット(ニトリ)
- ロールスクリーン(ニトリ)
- 日よけのすだれ(ニトリ)
- おもちゃ3種類
- 猫の本2冊(医療系、インテリア系)
猫を飼うために和室にフリーリングマットを敷き、洋室にしました。障子もロールスクリーンにして、目隠しのすだれを設置。窓をいつも開けられる状態にしました。
猫は風通しよく日当たりがよく、清潔な場所が好きって本に飼いてあったので、窓を全開にして過ごせる部屋に模様替えしました。
猫グッズはどんどん増えるし、後から買い足すので最初から買いすぎないように注意!
譲渡後のこと。譲渡1ヶ月でかかったお金
譲渡から2週間は「毎日の報告メール」を保護主さんに送りました。
毎日便の状態ばかり報告してた。笑
あとは、風邪が一時期悪化したため病院について行ったり、ワクチンの接種もしました。
風邪の注射は7000円、ワクチンは1回(2匹で)11000円。来月もう一度ワクチンを打つのでワクチンだけで22000円です。
やっぱり動物を飼うってお金もかかるし、責任も重大です!
本当に可愛い。1ヶ月たったうちの猫さんたち
お金もかかるし責任重大だけど、とても癒してくれる存在の猫さんたち。
こんなに小さかったのに、たった1ヶ月で
だいぶ大きくなりました。
これからもよろしくね〜
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